クラシックコンサートでの拍手のマナーとタイミング

 

クラッシックコンサートでは、拍手するタイミングに暗黙のルールがあるって知ってますか?

出演者が登場したとき・演奏を聴いたあと・アンコールが聴きたいときなど、拍手ってさまざまなタイミングで起こりますよね。

厄介なことにクラシックコンサートでは、つい拍手をしそうになるけど、実は拍手をしてはいけないタイミングというものがあります。

間違ったタイミングで拍手をしてしまうと、周りからヒンシュクを買ってしまうことも💧

そこで!

  • 「周りの人から白い目で見られるなんて嫌だ・・」
  • 「クラシックのコンサートに行くならクラシックのルールを知りたい!」

と感じている真面目で優しいあなたに向けて、ついやってしまいがちな間違った拍手のタイミングと、クラシックコンサートでの拍手のマナーについてお話します。

今からすぐに実践できる、拍手の間違いを防止する方法も紹介しているので、参考になれば嬉しいです。

 

クラシックコンサートで拍手をしてはいけないタイミング

演奏中の拍手はNG

いい演奏を聴いてどんなに気分が高まっていても、演奏中に拍手をするのはNG。
クラシックのコンサートでは、演奏が最後まで終わってから拍手をするのがマナーです。

もっと言うと、たまに終わった途端に1秒も間をあけずに拍手をする人もいますが、個人的には最後の1音までしっかり聴いて、一瞬の静寂を感じたあとに拍手をしたいところ。

  • 指揮者がいる場合、指揮棒をおろしたあと
  • 演奏者が演奏する体勢から解放されたあと

に拍手をするのがいいと思います。

もえ

音の余韻、静寂を感じるあの一瞬の空気がたまらん・・!です💓

 

楽章と楽章の間で拍手をするのはNG

もえ

これは慣れないとちょっと難しい💧

クラシック音楽にはさまざまな形式の曲があるのですが・・
その中でも、複数の曲を組み合わせてひとつの作品だというタイプの曲は、拍手のタイミングにひと癖あります

たとえば

  • 1曲の中に楽章という区切りがある曲
    [例]交響曲・協奏曲・ソナタなど
  • 複数の小さな曲を組み合わせて、ひとつの作品とされている曲
    [例]組曲など

が、当てはまります。

これらの曲には共通することがあって、それは楽章と楽章のあいだのタイミングや、組曲のなかの1曲1曲の終わりのタイミングに、曲が一旦終わるということです。
曲が一旦終わるときというのは、まるで曲が終わったかのようにも聴こえるので、思わず拍手をしたくなるかもしれません。

ですが!
楽章の切れ目やちいさな1曲1曲の終わりは、作品の終わりではありません

なので、楽章と楽章のあいだや組曲のなかの曲と曲のあいだで拍手をしてはいけないというマナーがあります⚠

曲をよく知らないと「楽章の終わり」がまるで「曲の終わり」のように聞こえてしまうことがあるので間違いやすいのですが、楽章がある交響曲・協奏曲・ソナタや、組曲形式の曲は各楽章、各曲の終わりで拍手をするのではなく、全曲が終わったあとに拍手をするのが正しいマナーとされています。

 

間違ったタイミングの拍手を防ぐ3つの方法

 

「間違ったタイミングで拍手をしてしまうだけで、周りからヒンシュクを買ってしまう」

大げさでなく、実際に起こりうることです。

慣れないうちは判断が難しいと思いますが、はじめてのクラシックコンサートでも簡単にタイミングを見極める方法があります。

 

1.周りの人の拍手のタイミングを真似しよう

もっとも簡単で確実な方法は、周りの人の拍手のタイミングに合わせて拍手をすることです。
間違ったタイミングで拍手をしてしまう事態を防げるので一石二鳥。

もえ

わたしもはじめは周りの真似をして拍手をしていました

 

2.前もって曲を予習しておこう

拍手のタイミングを見計らうための近道は、曲を知っていることです。

1楽章がどんな曲か?
2楽章はどんな曲か?

あらかじめ知っていれば間違える心配はありません。

クラシックのコンサートでは、あらかじめチラシやホームページで演奏される曲目が掲載されています。
「人の真似でなく、自分から理解して拍手したい」という気持ちが芽生えてきたら、コンサートの前に演奏される曲を聴いて予習するのがおすすめ✨

 

3.プログラムの曲目を見て予想しよう

慣れてきたら、プログラムの曲目を見て拍手のタイミングをつかむこともできます。

例えば、プログラムに

チャイコフスキー|ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

 

第1楽章 Allegro moderato
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegro vivacissimo

と書いてあった場合は、「1楽章と2楽章のあいだ、2楽章と3楽章のあいだで曲の切れ目があるかもしれない」という予想ができます。

例外的に、楽章と楽章のあいだや曲と曲のあいだを切れ目なく演奏する曲もありますが・・
あまり知らない曲でも、プログラムを見るだけで拍手のタイミングを掴むこともできちゃいます。

 

クラシックコンサートの拍手にまつわるQ&A

Q.オペラ公演のとき、途中で拍手が起こるのはなんで?

オペラの場合、ソリストのアリア(ひとりで歌う曲、独唱曲)などの素晴らしい演奏に対して、劇中に拍手をするという慣習があります。

 

Q.プログラムの曲目が終わったあと、拍手はいつまで続く?

プログラム終了後、お決まりの展開としてアンコールがあります。

演奏者や会場の都合によってアンコールがないこともありますが、アンコールがあるときはプログラムに載っている曲以外の軽い曲を1~3曲ほど弾いてもらえるかもしれません。

クラシックコンサートでのアンコールの合図は基本拍手ですが、たまに手拍子が起こることもあります。

プログラム最後の曲が終わる

→ お辞儀して袖に戻る

→ 舞台に出てくる

→ お辞儀して袖に戻る

を数回繰り返したあと、アンコールに突入。

さんざん繰り返したあとで「アンコールなし!残念!」という日もあります😂笑。

客席が明るくなって、「以上をもちまして、本日の公演は終了です」とアナウンスが入ったところで、コンサートはすべて終了です。

※プログラムの曲が終わってからからアンコールが終わるまで、30分以上かかることもあります。
コンサート終了後に予定がある・早く帰らなければならない・コンサートがイマイチで不満だったというときは、プログラムが終了した後の拍手の最中に退席しても問題ありません。

 

まとめ|焦らず・慌てず・周りにあわせて拍手をしよう

  • 演奏が終わってから拍手する
  • すべての楽章が終わってから拍手をする
  • わからなかったら周りに合わせる!←大事

クラシックコンサートでの、間違えやすい拍手のルールについてまとめました☺

これからクラシックコンサートを聴きに行かれる方の参考になれば嬉しいです。

>>「クラシックコンサートの服装のマナーって知ってる?