コンサート・演奏会・発表会で知人や友人の出演者に差し入れをするとき、プレゼントにメッセージカードを添えると喜ばれます。
とはいえ、急に「メッセージを!」と言われても困ってしまいますよね。
そこでこのページでは、コンサートの差し入れメッセージに使える文例をいくつかまとめてみました。
もえ
「コンサートの定番“花束”は嫌われる?」
>>「音楽家がオススメする失敗しない演奏会の差し入れの選び方」では、これまで差し入れをいただくことも贈ることも多かった私が「無難な差し入れの例」を紹介しています。
このページの目次
コンサートの差し入れにぴったりのメッセージ・文例
コンサートの出演・開催をお祝いする言葉
- 本日はご出演おめでとうございます。
- このたびはコンサートの開催おめでとうございます。
- コンサートの開催、心よりお祝い申し上げます。
- 今日はコンサートおめでとう!
コンサートの差し入れという場面で、もっとも無難なメッセージはお祝いの言葉です。
日頃なにかと「お疲れさま」と言ってしまいがちですが、コンサートは「お疲れさま」よりも「おめでとう」のほうがグッと好印象に☺✨
感謝の気持ちをあらわす言葉
- 本日はお招きくださりありがとうございました。
- いつも素晴らしい演奏を聴かせてくださり、ありがとうございます。
- すてきな演奏をありがとうございました。
- 楽しい時間をありがとうございました。
お祝いの言葉と同じぐらい定番なのは「感謝の言葉」。
特にコンサートに招待していただいた場合は、お礼の言葉は必須です(チケットをもらった・手配してもらった等)。
また、コンサートのことに限らず、日頃の感謝を伝える手段にもなります。
コンサート・演奏に対する感想
- たいへん素晴らしい演奏で感動しました。
- ○○さん(先生)の演奏が大好きです。
コンサートを聴く前に演奏についての感想を書くと嘘になってしまいますが…
コンサートの休憩時間を利用すれば、嘘偽りなく感想を書くことができます。
他の方のメッセージと差をつけたい場合は感想を添えると効果的!
もえ
今後への期待を込めた言葉
- 今後の活躍も応援しています。
- 次回のコンサートも楽しみにしています。
お世話になっている先生に対しては「これからもご指導よろしくお願いいたします」などに変えてもいいですね。
メッセージの最後には自分の名前も忘れずに
先生や友人など知り合いに差し入れを渡す場合は、メッセージの最後に必ず送り主の名前(自分の名前)を書きましょう。
なぜかというと…
差し入れや手土産に添えるメッセージには、「お祝いの気持ちを伝える」という役割だけでなく「誰からいただいたものなのかをわかりやすくする」という役目もあるから。
たとえば、出演者によっては短時間に複数の差し入れをドドドッと受け取ることがあるので、手渡しだと特に「誰からもらったものかわからなくなってしまってすごく焦る」ことがあります。
中には誰からいただいたものか気にしない方、気にしてられないほど膨大な量をいただく方もいるでしょうが…
一方で、どなたに何をいただいたのかわかった上で「ありがとう」と伝えたい人も多いと思うので、個人的には名前があるとすごく助かるなぁと感じます。
もえ
差し入れメッセージに関するQ&A
Q. メッセージを書くときに気を付けたほうがいいことはある?
A. 特にありません。
「気を付ける」とまではいきませんが、自然なメッセージを書くコツはあります。
それはメッセージに「コンサートを聴きにいく前の自分の気持ち」を書くのではなく、コンサートを終えた出演者が読んで嬉しくなるようなお祝いの言葉や日頃の感謝、コンサート内容の感想を伝えること。
なぜなら…
出演者がコンサートでいただく差し入れやメッセージに目を通すタイミングはコンサートを終えたあとの翌日以降になってしまうので、
- 「コンサート楽しみにしてます」
- 「どんな演奏を聴かせてもらえるかワクワクしています」
といったメッセージよりも、演奏に対する感想や日頃のことに対する感謝の気持ち等を書かれてあるほうが違和感なく読めるから。
書く内容に迷ったら、お祝いの言葉や感謝の言葉を添えるのが無難です。
Q. 差し入れは受付に預けなければならない?
A. コンサートによっては受付に差し入れを預けなければならないことも多いです。
預ける理由は
- 花束や大きな荷物など、ほかのお客様の迷惑になってしまう
- 終演後、出演者がロビーに出てくるのが難しい etc..
終演後、出演者がロビーに出てくるかどうかはコンサートごとに事情が違いますが…
心を込めたメッセージカードを用意すれば、万が一手渡しできないときにも役立ちます。
おわりに|コンサートに差し入れするならメッセージを添えよう!
差し入れをいただけることも嬉しいですが、手書きのメッセージはもっともっと嬉しいものです。
日頃なかなか口で伝えられない想いを、ひと言・ふた言でも伝えてみませんか?
一言メッセージには名刺サイズのカードがおすすめ
ちょっとしたメッセージには名刺サイズのミニメッセージカードがぴったり!カードが大きいと長い文章を考えるのが億劫ですが、これぐらいのサイズなら筆不精でも無理なく書けます(わたしがそうだから、きっとそう)。
大きすぎず、きちんと感もあるので、差し入れ以外にも使えて便利。
手帳のポケットに挟めるサイズなので、常備しておくと重宝します。