このページでは、レッスンに行かず独学でクラシックピアノを練習している方のために
- 運指(指づかい)
- ペダリング(ペダルの踏み方)
- 練習方法 etc..
注釈が参考になる、校訂版の楽譜をまとめてみました。
もえ
ピアノがそこそこ弾ける、中級レベル以上の方を対象に楽譜を紹介しています。
このページの目次
ショパンの練習方法・運指ならアルフレッド・コルトー版の楽譜
ショパンの楽譜といえば「エキエル」か「パデレフスキ
」のどちらかが一般的。
でも、独学で勉強するならコルトー版の楽譜(日本語訳)が参考になります。
アルフレッド・コルトーは教育者としても知られるピアニスト。
個人的にペダルはあまり好みではないですが、練習方法や運指(指使い)はよく参考にしています。
練習方法が細かく書かれていてヒントが多い
コルトーの楽譜は練習方法のヒントがたくさん散りばめられています。
特にエチュードは技術的な難しさを乗り越えるための基礎的な練習方法が多く載っていたので、レッスンに行かずに独学でチャレンジしたい方にはもってこい。
日本語訳に難しい表現が多いので、はじめは読み辛さを感じるかも…
運指(指使い)が参考になる
「自分の力だと上手い指使いが思い浮かばない…」
そんなときにコルトー版が役に立ちます。
練習方法以外に指番号も細かく書かれているので便利です。
2冊目の参考書として、日本語版を購入しよう
輸入楽譜が充実している楽譜店だと外国語版もあるので注意。
日本語に訳されている全音楽譜出版社のものを買いましょう。
2冊目の参考書として利用するのがオススメです。
もえ
ラヴェルの運指・ペダルならペルルミュテール校訂・監修の楽譜
ラヴェル本人からラヴェルの曲の弾き方について指摘を受けたピアニストとして有名なヴラド・ペルルミュテール校訂・監修の楽譜。
「先生からの指示を楽譜に青ペンで書き込む」という演出でラヴェルの教えが書かれています。
ペダルがめちゃくちゃ参考になる
ペルルミュテール監修の楽譜は、とにかくペダルの指示が丁寧。
ペダルを踏む・離すの表記はもちろん、ハーフペダルまで細かく書いてあるので参考になります。
運指(指使い)もかなり参考になる
指番号は青文字ではありませんが、運指もこの楽譜ならではのもの。
フランスものは指番号が書かれていない楽譜が多いですが、「え、ここで!?」というところで左手を使ったほうがラクだったりするので、運指に迷うことがよくあると思います。
運指は自分の手にあったものを自分で考えるのが基本ですが…
どうしても迷った時のヒントになる参考書があるのは助かります。
2冊目の参考書として購入がオススメ
この楽譜は青ペンで細かな弾き方がかかれているので、
「ゴチャゴチャして見づらい!」
と感じたら2冊目の参考書として利用するのがオススメ。
もえ
さいごに|校訂版の楽譜には演奏のヒントがたくさんある
より良い演奏をするための指示が書かれた校訂版の楽譜からは、勉強になることがたくさんあります。
特に、運指・ペダル・練習方法 etc..
自分の力だけではたどり着けない演奏のヒントをもらえることもあるので、普段使いの楽譜とは別に参考書として利用するのがオススメ!
もえ