「夜、何時までならピアノ弾いていいかなぁ…?」
ピアノを弾く人なら誰しもが感じる悩みですよね。
このページでは、昼間に練習時間を取れない人のために快適な練習時間をつくる方法をまとめてみました。
このページの目次
夜間のピアノ練習は常識的に何時まで?
結論からいうと、ピアノの音を許せる「常識的な時間」に正しい答えはありません。
たとえば
- 小さな子どもがいる家庭
- 夜8~9時に床に就く年配の方
- 閑静な住宅街でうるさく聞こえる音
- 線路の脇でうるさく聞こえる音
などなど…
生活環境や聞こえてくる音によって、常識的に感じる時間はさまざま。
ネットの掲示板を見ても、人それぞれ意見が違うので正直あまり参考になりません。
では、一体どうすればいいのでしょうか。
ピアノの騒音で苦情・トラブルを招かないための対策を考えてみました。
苦情・トラブルを招かないための解決策
近隣住民に挨拶をしておく
苦情・トラブルになってしまう前に、
- ピアノを搬入したあと
- 引っ越したあと
隣近所へ挨拶にいきましょう。
わたしだったら、引っ越しの挨拶がてら菓子折り等を持ってピアノを弾く旨を伝えにいきます。
マンション等の集合住宅の場合は上の階、下の階も忘れずに。
防音対策をしよう
防音対策は、備え付けの防音室だけではありません。
たとえば
- 組み立て式のレンタル防音室を利用する
- 防振(振動を防ぐ)効果のある絨毯・マットを敷く
- インシュレーター(ピアノの脚のキャスター部分を支える皿)を防振効果のあるものにする
- アップライトの場合、ピアノの背中と壁の間に吸音パネルを挟む
- アップライトの場合、隣の家の部屋と接する壁に向かってピアノを置かない
など、自分でできることは意外とたくさんあります。
ピアノを弾きたいなら、防音対策はすべし!
電子ピアノなら大丈夫?
電子ピアノはイヤホン・ヘッドホンを着ければ、外に音が漏れることはありません。
でも、電子ピアノの鍵盤を押す音は振動になって下に響きます。
アパート・マンションの場合は「電子ピアノだから」「ヘッドホンだから」と気にせずに弾いていると、知らず知らずのうちに周りの迷惑になっていることもあるかもしれません。
どうしても練習時間が夜しかないときは施設を利用しよう
- 仕事や授業の都合で夜しか練習時間を取れない
- 本番やコンクールが近いから夜遅くまで練習したい etc..
時間を気にせず練習したいときは、防音設備が整っている「ピアノ付きレンタルスタジオ」や「ピアノ付き宿泊施設」を利用しましょう。
ピアノ付きレンタルスタジオ
ピアノレンタルスタジオを探すなら、Googleの検索画面で「ピアノ スタジオ 地域名」で検索!
少し割高ですがヤマハ・カワイ・山野楽器などの音楽教室でも、空きレッスン室を借りられます。
24時間演奏可能!グランドピアノ付き宿泊施設「音泊(おんぱく)」
最近ではレンタルスタジオ以外に、ピアノ付きの宿泊施設というサービスもあります。
- グランドピアノ付きの部屋が1泊~借りられる
- 時間を気にせず練習できる
すごく便利ですね!
「音泊」は防音室なので好きな時間に演奏が楽しめますo(*^▽^*)o~♪ https://t.co/hdMjhVyguS pic.twitter.com/5dCTGL7KsE
— 音泊ONPAKU (@onpaku_hd) 2016年5月26日
有名ホテルの特別な部屋にピアノが付いている…というわけではないので、価格もリーズナブル!
「音泊」では、宿泊はもちろん楽器の演奏や最新のグランドピアノまで弾くことが出来るんです!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧ https://t.co/67vuUPZnoT pic.twitter.com/MmFOZeeRKI
— 音泊ONPAKU (@onpaku_hd) 2016年6月13日
東京都近郊にお住まいの方、東京都に滞在される方にオススメです。
まとめ|防音するのは当たり前のマナー!万全な対策をしよう
ピアノを弾きたいなら防音と周りへの心遣いは必須!
まずは周囲への挨拶からはじめるのがマナーです。
もえ